はじめに

資本主義ではない、共産主義でもない、ユートピア社会主義を提案するサイトです。

 

1.世界観

近代文明は限界を迎えています。北米大陸では地下水を使い尽くし、まもなく農業ができなくなります。化学肥料の原料であるリンとカリウムもあと数十年で枯渇します。人類は過去50年で昆虫、魚、鳥、動物の数を半減させましたが、自然が崩壊する中で人類だけが生き残ることは不可能でしょう。そして2025年秋現在、資本主義もまた限界を迎えています。世界中で積みあがった負債が天文学的な数字になり、利払いに耐えきれなくなるからです。世界経済は人類が初めて経験するレベルの打撃を受けます。

このような状況で資本主義のエリートたちが何を考えているかと言えば、それは人口の削減です。彼らは適正な地球人口を5億人と設定し、およそ80億人を殺害しようとしています。そしてそれが人類と地球にとって正しいことだと信じています。しかし考えてください。地球の適正人口が5億人だという根拠はどこにあるのか?化学肥料に頼らない農業を実践すれば50億人が生きられます。人類が肉食をやめれば100億人が生きられます。適正人口5億人には根拠がないのです。資本主義のエリートたちが考えることは、まさに資本主義的考え方の究極です。

では資本主義的な考え方とは何か?それは地球上のあらゆる物質、あらゆる価値はお金で買えるという考え方です。そして個人の所有権は絶対だという考え方です。この考え方を突き詰めれば、億万長者は地球を所有することが可能になります。現在、世界の富の半分は60人ほどの大富豪が所有していますが、彼らにとって地球は自分の所有物です。自分の所有物から他人を追い出すことは当然の権利である以上、80億人の殺害も資本主義エリートにとっては当然の権利です。

勝者総取りが資本主義のルールです。敗者は何も得られないどころか最後は地球からの退去を強制される。西洋文明はキリストの教えを実践して文明を発達させました。キリストの教えのエッセンスは愛の実践とお金の否定です。しかしプロテスタントがお金を肯定し、そこからキリスト教は拝金教へと変化しました。資本主義の原点がプロテスタンティズムであることはマックス・ウェーバーが解説しています。もしあなたが資本主義の敗者として殺されたくないなら、あなたはお金のルールではなく愛のルールに従う必要があります。

資本主義に対抗して最初に登場した思想が共産主義ではなくユートピア思想であったことはあまり知られていません。資本主義にせよ共産主義にせよ、考え方の出発点は物の所有権です。物の所有権は個人にあるのか、国家にあるのか。しかしユートピア思想の出発点は違います。ユートピア思想はまず人間にとって幸福とは何かを考え、そこから社会を構築します。モノに価値を見出すのではなく、愛に価値を見出す思想がユートピア思想です。

資本主義を否定して愛を追求する最初の運動はヒッピー運動でした。そしてヒッピー運動は思想的な支柱にはリン・ホワイトの『機械と神』があります。ホワイトは西洋人による環境破壊は聖書の教えが原因であることを指摘しました。一方、日本には自然を改変しない文化があります。肥料や農薬を使わない自然農を確立した福岡正信の思想は「自然は完璧だからなるべく手を加えない」であり、自然西洋の自然克服思想とは正反対です。福岡的な自然尊重の思想は文明崩壊後の世界を作る上で基本となるべき思想です。
 

 

2.サイトの利用
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